いざ、出番!No.237

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クイズです。次の種目の中で昔、オリンピックで採用されていたものはどれでしょう? ①綱引き、②鳩打ち、③釣り、④熱気球、⑤音楽や絵画・・・・・・・。答えは、「全てです。」

と言うことで、オリンピックです。無くなった競技があれば、反対に新しい競技も増えて、見ていて、とてもおもしろいのですが、毎日見てて疲れてきました。寝不足で疲れたのではなく、力を入れて応援してて、もう一息のところで逆転されたりすると、もうがっくりで、本当に疲れます。最近は、決勝戦を見ていても「何が何でも金。」ではなく「頑張ったんだから、もう負けてもいいよ。」と思いながら見るようにしています。

さて、今回のオリンピックには、世界から207か国が参加していますが、今までメダルを取ったことがない国も数多くあります。その中で人口が一番多いのが、写真の日の丸とよく似た国旗のバングラデッシュです。そのバングラデッシュが、大変なことになっています。政権を担っていたハシナ首相は、バングラデッシュ建国の父ムジプル・ラーマン氏の娘でバングラデッシュを大きく発展させた功績のある人でしたが、長い政権維持の中で自分に近い人たちを優遇するようになり、学生の不満が爆発しました。それを強権で抑え込もうとしたことに反発が強まり、結局、国外へ逃げざるを得なくなりました。そこで、学生や国民が国のトップに担ぎ出したのが、政治とは関係のないグラミン銀行創始者でノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏です。この人のことは、2024年4月19日ブログNo.226「遠い南の武士の道」で書きましたが、まず、富の偏りを無くすことを進め、助け合い、思いやりの精神でビジネスを展開しようとしている素晴らしい人です。人も国も富を集めようとするから犯罪が起き、戦争にもつながる。思い切り稼ぐが、稼いだ富は貧しい人に分配する。そして、富を稼いだことに喜びを感じるのではなく、世のため人のために使ったことに喜びと満足を感じる世の中にならねばならない。などと武士道に通じることを言ってる人なので、こんな人が国のトップになったら、おもしろいのになあ。と思っていたところに今回の報道です。「いざ、出番!」ぜひ、バングラデッシュの混乱を収め、それだけでなく、理想の国家を目指して頑張ってほしいものです。ただ、ちょっと心配なのは、ヤヌス氏は年齢が80代半ばなので、まずは自身の健康問題、それだけでなく、過激な反対派からの攻撃。そして、政治には全く素人で、余程、強力なチームワークを組んで政権運営に当たらねば、この政権が崩壊してしまう懸念があります。さらにこの政権を世界各国が認めて、国の安定のための協力(資金援助等含む)を今まで以上に積極的に行うことが肝要です。そうなると、日本は世界で一番バングラデッシュを援助している国なので、「いざ、出番!」「助太刀するのはこの時ぞ!」とばかりに全面的に支持、協力をしてほしいですね。

武士道の「武」の字は、”戈”を”止”と書きます。つまり、武器を使わず道理に従った国を作ることが、本来の武士道のあるべき姿とすれば、ヤヌス氏のやろうとしていることは、やはり、”遠い南で武士の道”を歩もうとしているように見えます。国が安定し、国民が幸せに暮らせれば、近い将来、オリンピックでバングラデッシュがメダルを獲得することも容易になることでしょう。これからのバングラデッシュの動向に目が離せませんね。

(もう一言)

話は変わりますが、南海トラフ、怖いですね。この1週間が重要だそうです。くれぐれも起こった時に何をするか、事前にシュミレーションしておきましょう。人間は、練習したことしかできないようなので。

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