第二次南北戦争Ⅱ No.235

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アメリカで大きな事件(トランプ銃撃)が起きたので、早めに更新しました。

さて、2021年1月のブログNo.106に「第二次南北戦争」と言うタイトルで、以下のような事を書いています。トランプとバイデンの票差が僅差で、どちらも勝ちを譲らない。それが尾を引くと、

ーーーー自分が応援している人は”良い人”だが、相手は”悪い奴”と思っている中で、その”悪い奴”が国のトップになったら、「何で悪い奴の言う事を聞かないといけないのか?」と考えます。それは、もう価値観の相違なので議論の解決は難しいですね。(中略)そしてアメリカは銃社会ですから、何かあると銃を持った人たちが集まる。そうすると、何かの拍子で発砲が起き、犠牲者が出る。ーーーーと、3年以上前に書きましたが、7月13日(現地時間)の演説中にトランプ前大統領が銃撃されました。何が犯人をそうさせたかは知りませんが、気に入らなければ、簡単に相手を暴力で抹殺するという、非常に危険な犯罪がおきました。幸いトランプ本人は命には別条がないようですが、集会参加者1名が死亡、2名が重傷です。万が一、トランプ氏が命を落とすようなことがあると、それこそ、そのブログで書いたーーーーそれがエスカレートして行くと(中略)終いに赤い州(トランプ支持の州)は、「独立だ!」それに対して、「やれるもんならやってみろ!」と青い州(バイデン支持の州)。そんなことから、第二次南北戦争が起こらないといいが。ーーーーが、現実になるかもしれません。まあ、すぐにそんなところまではいかないでしょうが、最近のアメリカを見ていると、ブログを書いた3年前以上に、”こき下ろし合戦”です。相手と比べて自陣営は、「このようにいいよ。」と言う優位のアピールよりも、相手が、「いかに、ひどいか。」をあげつらう選挙戦なので、負けた方は、「自分が応援している正義の良い人が落ちて、あんな、ひどい悪人がトップになった。」と、今まで以上に根に持ち続けることになります。そうなれば、南北戦争までは至らなくとも、アメリカ国内で両陣営がいがみあい、さらに今回のような暴力沙汰なども頻発すれば、完全に国が二つに分断されます。その後、互いが正しいと主張し合い、にっちもさっちも行かなくなると、歴史上、何度となく表れますが、その内、敵の敵は味方で、相手陣営を倒すためなら、ロシアや中国、北朝鮮とでも手を組むようなことにもなりかねません。そうなれば、アメリカは、手を組んだ専制国家に文句も言えず、政策を大きく変えないといけなくなります。また、そうなると、アメリカだけでなく、西側諸国の足並みも乱れ、世界は完全に専制国家主導で進まなければいけない。そんなシナリオも全くバカげたことではないかもしれないと感じます。そうならないためにも、今回の2024年大統領選では、どちらが勝とうがしこりを残さず、終われば”ノーサイド”で協力し合う、いわゆる民主主義のお手本をアメリカには、見せてほしいものですが・・・・・→う~ん、何とも言えないですね。

(あとがき)

私個人は、アメリカ大統領選は、年寄り同士の大人げない喧嘩を見てるようで、どちらが勝っても別にどうでもいいのですが、ひとつだけ、今回の銃撃にもかかわる銃規制についての違いをあげると、アメリカには、4億3千万丁の銃があり(人口は約3億人)、年間4万5千人(2020年)もの銃による死者が出ています。(対して銃規制のある日本では、2020年4人、2021年1人!です。)にもかかわらず、いまだ規制の方向は見えていません。「何をしてんだ!」と思いますが、バイデンは昨年の演説で銃規制について超党派の協力を求め、民主党の支持者も88%が銃規制優先でした。ところが、共和党では賛成者は32%にとどまっており、親分のトランプは、「銃の所有は、当然尊重されるべき。」「バイデンが、あなたの銃を奪いに来るぞ。それでいいのか!」などと発言し、銃規制には真っ向から反対です。そこだけ見れば、バイデン陣営に勝ってほしいけど、ウクライナのゼレンスキーを「どうぞ、プーチン大統領です。」と紹介するようでは、やっぱり先が思いやられるねえ。

次回は、7月末あたりです。

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