猪木、ボン・バイ・エ No.120

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♪猪木、ボン・バイ・エ。猪木、ボン・バイ・エ!の掛け声とともに颯爽と登場するアントニオ猪木! 格闘技を知らない人でも日本人ならほとんどの人が知っている有名人です。「ボン・バイ・エ」は元々モハメドアリの入場曲でしたが、アリが猪木に友情のあかしとして使用を許可したそうです。

さて写真は、その猪木さんと15年くらい前に一緒に食事をした時の写真ですが、面白かったですねえ。その時のエピソードを一つ紹介すると、もちろん飲むのも豪快ですが、食事中に電話がかかってくると、「プルルルルー、プルルルルー。」おもむろに電話を取り出して、開口一番大きな声で「元気ですかっ!」突然のことで周りの人は何が起こったんだろう?とあっけにとられていると、猪木さんは、「もしもし」と言わないようで、またかかってきた時も同様に「元気ですかっ!」相手はびっくりするだろうと思いながら周りにいる我々も何か元気が出てしまう。そんな人でした。私も猪木さんにあやかって、たくさん人が集まって乾杯等の挨拶をするときは、必ず「踏み出せば、その一足が道となる。迷わず進め、行けば分かる。」とか何とか猪木さんが言いそうなことを言いながら、「元気ですか!元気があれば何でもできる。」「いっち、にい、さん、ダーッ!」とみんなで大声を出して乾杯していました。

そのようにいつも見ている人たちに元気を届けてくれる猪木さんが、異常タンパク質が内蔵に付着して機能障害を起こすアミロイドーシスと言う難病にかかり入院しました。そして、その姿がユーチューブで流され、画面に映った猪木さんを見て驚きました。げっそり痩せて別人のように変わり、往年の面影は全くありません。それでもユーチューブを時々更新しているようで、最新のものは冒頭で「元気ですかっ!」とできる限りの声を出しながら、現状を淡々と語っていました。そんな体になりながらもファンに発信し勇気を送り続ける姿は、私には、かわいそうと言うよりも逆に立派な姿に見えます。「元気があれば何でもできる。」を自分自身で実践している感じで、思わず「頑張れ、猪木!」と声をかけたくなります。

実際、「元気があれば何でもできる。」とは確かに一理ある言葉で、先日もテレビで偽薬により本当に病気が治る実例を放映していました。プラセボ(偽薬)効果と言って、効果も何も無いただの粉を薬だと言って飲ませると一定の人たちには効果があり本当に病気が治る人もいるそうです。まさに”病は気から”という事でしょう。人間の精神力がどれほど大きいかを如実に示している事例ですね。ニッセンの創業者である川島元社長も口癖のように「気合が入ってないんちゃうか。」と言って我々を叱咤激励していましたが、人間、もうダメと思ったら良くはならないもので、まずは気力、やる気、元気が大事だと思います。元横綱の千代の富士が引退するときに、引退の理由は、体力の限界、気力もなくなり、引退を決意した。と言ってましたが、最後は気力がものを言うように思います。

私たちくらいの年齢になると、これからの人生は残りもん、なんとか暮らして行ければいい、みたいに言う人もいますが、とんでもない。何事にも元気を出して全力で取り組み、少しでも誰かの役に立つように生きて行きたいものです。猪木さんもげっそりと痩せた姿になりながら”水プラズマ”と言う高温で一瞬にしてゴミを消してしまう技術を世界に広めようと頑張っています。水プラズマの良し悪しやそれにどのような金が動いているかわかりませんが、世界のためになることにまだ力を注ごうとしていることは、評価できるのではないでしょうか。早く、病気を克服して、また大きな声で「元気ですかっ!」とたくさんの人に勇気を与えてほしいものです。ちなみに猪木、ボン・バイ・エのボン・バイ・エはアフリカのコンゴあたりで使われているリンガラ語で、「相手をやっちまえ!やっつけろ!」と言う意味だそうです。猪木、病気なんかに負けず、戦って、病気をやっちまえ! それこそ、「猪木・ボン・バイ・エ」「猪木、ボン・バイ・エ」ですね。皆さんも元気にしていますか? では最後に、大きな声で「元気ですかっ! 元気があれば何でもできる。」「1,2,3、ダーッ!」頑張りましょう。

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