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ブレイブ・ブロッサムズ(勇敢な木に咲く花)は、ラグビー日本代表の愛称ですが、64歳になる今まで、
ラグビーが、こんなに面白いとは思ってもみませんでした。
なかなか点が取れずにチンタラ90分戦うサッカーより断然おもしろいね。(サッカーファンの方、すみません。)
「ワンチーム」を合言葉に、一致団結して強い相手にも堂々とぶつかって行く姿勢は、
見ている人に大いに勇気を与えてくれます。
そんな、日本代表も初めからまとまっていたわけではなく、コーチと選手、選手間同士でも意見が異なり、
なかなかまとまらなかったそうです。
そのたびに何回も意見を戦わせ、それぞれの考えをしっかり相手に伝えて、
侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を戦わせたそうです。
そんな、いわゆる喧嘩に近い状態で本音を言い合う中からしか、本当の一体感は生まれないのだろうと思います。
中国でも昔から、喧嘩をしないと本当の友人にはなれない、と言われています。
1972年、日中国交を回復した田中角栄が、当時の首相の周恩来と意見を交換した後、毛沢東に挨拶に行った際に、
「もう喧嘩はすみましたか?」と言われたそうです。
そのように考えると、本音をもっとぶつけなくてはいけないのが、日韓問題だと思います。
観光客減や輸出入規制などで双方にマイナスが出始めていますが、テレビなどでは、中途半端な知識人たちが、
「そろそろ、落としどころを考えて・・・・・」と何らかの妥協をしようと言う人が出てきていますが、もっての外!
今、また中途半端に妥協してしまえば、何年か後には同じ問題が浮上してしまい、未来永劫問題を抱えてしまいます。
逆に今はチャンスなのです。 何がチャンスかと言うと日韓がお互いを理解する良い機会なのです。
なぜならば、常に日韓問題がニュースになり、「双方がそこまで主張するのはなぜだろう?」と言う疑問が生まれ、
「どうして相手は、そんなこと考えるのだろう?」「歴史の何が正しくて、何が間違っているのだろう?」
「それぞれの意見は、相手国民がどの程度理解しているのだろう?」と相手を意識する機会が増えてきます。
そして、真実を知りたいと思えば、情報を集めるようになります。
もちろん立場が違えば、同じ事実でも受け止め方が違います。
だからこそ、相手の立場でそれぞれがもう一度、しっかり理解しあう努力をする。
日韓双方が、いろんな階層から代表を選出し、お互いの意見を出し合い、検証しあう、
それは国の意見の代表と言うよりも双方の友好のための真実解明の目的で集められた叡智だと考える。
そして、出された結論から、自らの主張の正しさと過ちを国民が理解する。
そうすれば、相手のすべてが間違いだと、敵視する考えから、一歩も二歩も前進して、
互いの言い分も理解するのではないでしょうか?
日韓問題は、中途半端な形で妥協するのではなく、お互いが土砂降りの雨になるくらいに、
思ってることを言い合い、主張しあうことです。
その上で、先ほども言ったお互いを理解する努力を同時に進める。
日本には、「雨降って地固まる。」と言いう言葉があります。
仮に土砂降りの雨になっても、それによって却って親密さが増すこともあるはずです。
ラグビーでは、いくらエキサイトして相手にぶつかっていても、
「ノーサイド」になれば、互いの健闘を賞し、それぞれをリスペクトする慣習があります。
一生懸命に戦えば戦うほど、試合後はお互いを尊敬しあう心が生まれてきます。
日韓の相互理解を深めるためにも、中途半端な形で試合を終わらせないようにしてもらいたいですね。
今日はアイルランド戦があります、また、夜は世界陸上なども観ないといけないし、
いろいろ所用もあり、早めにブログの更新をしました。(現在、28日10時12分)
今日のアイルランド戦を大胆予測。
「韓国籍の具智元選手も活躍して27対25で日本の勝ち!」
・・・・となってほしいねえ。
次回は、10月10日(55年前に東京オリンピックの開会式があった日)あたりに更新します。