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5月9日、本日めでたく(何がめでたいかわかりませんが・・)64回目の誕生日を無事迎えることができました
これもひとえに皆様のおかげと感謝いたします。
日本は世界でもまれな長寿国で60歳以上の人口比率は世界一だそうです。長い間戦争もなく、健康保険等の制度も整い、政治も安定していて、元来きれい好きの国民性等、長生きの要素は日本に山ほどあります。
ただ、長生きの人が増えただけで高齢者の割合が高いのなら問題はないのですが、出生率が2を割った中での長寿ですので、人口が減りながら、さらに高齢者の割合が増えていく、国にとっても若い人の将来にとっても大きな問題を抱えているのが今の日本です。
こんな大事な問題の例えとしては、いかがなものかとは思いますが、ゲームの世界でも人口が少ないと大きな問題です。私もこの年になってまだ、”信長の野望”とか”三国志”なんかのゲームを、寝るのを惜しんでやっていますが、人口が増えないと農業や商業も発展せず、兵力も増えないので、他国にやられてしまいます。「ゲームと一緒にするな!」とお叱りを受けそうですが、基本の考えは現実もゲームも同じで国の力をつけるためには、まず人口が増えると言うのが基本です。
少子高齢化が問題だ、とは何年も前から分かっていて、政府も少子化対策大臣を2007年から20代18人任命して、対策を検討してきていますが、一つとして効果的な対策はありません。国の将来のためには、まず教育、そして教育を受ける若い世代を増やすことを真剣に考えないとゲームでは、あっという間に滅びてしまいます。では、どんな手があるかですが、
まずは子供が生まれたら国から祝い金を2~30万円くらい出す。
そして、子供の教育費負担を減らすこと、保育園から高校までの費用を0にするだけでなく、
その間の医療費もタダにする。
大学については費用負担が難しい人は、高卒で企業に入社し、企業の負担でその企業に役立つ学部に行き、
役立つ勉強に専念すれば、本人にとっても企業にとっても大きくプラスだと思うので、
大々的に就職後進学制度を作り、夜間大学の充実を図る。
そうして大学を卒業したら、何年かはその企業で仕事をすることを条件にすれば、
親にとって大学の費用は非常に大きな負担なので非常に助かることと思います。
このように子供を産むことによる経済的負担をなくせば、
子供の教育にお金がかかるから生むのを躊躇することもなくなり、
また、貧富の差によって教育を受ける機会が減ることもありません。
それから、乳幼児の子育ては母親にとって大きな負担ですので、
世の中にたくさんいる年寄りの方を里親ならぬ”里ばあば”として登録し、
その人たちに近くの若いお母さんの子育て支援をしてもらう。
近くに本当の”ばあば”がいる人はいいですが、いない人にとっては大きな戦力になってくれるし、
時間のある60代以上の”ばあば”にとっては、昔取った杵柄で慣れたもののはずです。
それらを国や地方自治体が率先して組織化し、若干の手当ても払ってやれば、
それが消費に回り、経済も少しですが活性化する。
このように子供を産むことに対する経済的、精神的な負担を大きく軽減すれば、
一人でいい、と思っている人も二人目、三人目と考えるのではないでしょうか?
ただし、その財源はどうするのか?
厳密には計算していませんが、数千億円はかかると思います。
これは大きな問題ですが、ゲームでは何かをするときは別の何かをあきらめるか減らすしか手がありません。
従って、毎年5兆円ほど使っている防衛費から5%の2500億円、7兆円弱の公共事業から3500億円、
またどうしても無理なら国債を発行して借金をしてでも解決しないといけない問題のように思います。
この問題に対する借金は人口増と言うプラスで将来必ず、その財源が返ってきます。
国は思い切って手を打つべきですね。
さて、
未来の日本が明るく元気に、そして若い人たちも期待を持てる社会になるように”信長の野望”をしながら、
勝手なことを言ってる64歳ですが、
こうやって日々元気に過ごせることに本当に感謝ですね。
まあ、64歳まで元気に勝手なことを言えることは、確かにおめでたい事ではありますね。
皆さんも、誕生日おめでとう、と言われたら、何がおめでたいんや! とか言わずに
素直にありがとう、と言うようにしましょうね。
次回は、5月20日前後に更新します。